楽曲紹介

W.A.モーツァルト:
ピアノ・ソナタ全集 vol.1
CMCD-28076
¥2,940 05/3/20発売
アルバム配信¥2,300 単曲配信¥400(税抜)

  • 収録曲一覧
  • 楽曲説明

収録曲一覧

ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 K.279(189d)

1.第1楽章 アレグロ ハ長調 4分の4拍子
2.第2楽章 アンダンテ へ長調4分の3拍子
3.第3楽章 アレグロ ハ長調 4分の2拍子

ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281(189f)

4.第1楽章 アレグロ 変ロ長調 4分の2拍子
5.第2楽章 アンダンテ・アモローソ 変ホ長調 8分の3拍子
6.第3楽章 ロンド アレグロ 変ロ長調 2分の2拍子

ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 K.282(189g)

7.第1楽章 アダージョ 変ホ長調 4分の4拍子
8.第2楽章 メヌエット 変ロ長調 4分の3拍子
9.第3楽章 アレグロ 変ホ長調 4分の2拍子

ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調 K.545

10.第1楽章 アレグロ ハ長調 4分の4拍子
11.第2楽章 アンダンテ ト長調 4分の3拍子
12.第3楽章 ロンド アレグレット ハ長調 4分の2拍子

ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 K.279(189d)

モーツァルトは1774年12月に父レオポルトとともにミュンヘンへ旅立ち、 翌年の3月まで滞在し、バイエルン選帝侯マクシミリアン3世ヨーゼフから依頼された歌劇、 ≪偽の女庭師≫K.196を上演した。その間に選帝侯の侍従をつとめていた タデーウス・フライヘル・フォン・デュルニッツ男爵と公有を結び、 音楽愛好家だった男爵のためにいくつかの曲を書いている。 ファゴットの演奏を得意とした男爵のためにいくつかの ファゴット作品と共に、その間に彼のために完成されたのが モーツァルトの現存する最初の独奏用クラヴィーア・ソナタの一群である。 これら第1番から第6番までの6つのソナタについては、旧来、出発前に ザルツブルグで大部分が完成されていたと考えられていたが、 近年の自筆譜の研究から1775年の初めにミュンヘンで成立したことが判明している。 献呈後もモーツァルトは1777年から1779年のマンハイム=パリ旅行では このソナタ集をしばしば取り上げており、そこからも当時の自信作で あったことがうかがわれる。
6曲のなかで最初に着手された第1番では、装飾音の使われ方、強弱記号、 さらに、かなり短い旋律による音楽の構成など、フォルテピアノの 演奏を想定しながらも、発想はまだチェンバロから大きく脱することができなかったことがうかがわれる。 3つの楽章がすべてソナタ形式で書かれ、イタリア風の明快さが全曲の大きな特徴となっている。


第1楽章 アレグロ ハ長調 4分の4拍子

ソナタ形式。2つの主題ともバロック風の細かな動きをともなったもの。音楽の流れには即興的な要素が大きい。

楽曲試聴

ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 K.279(189d)

1.第1楽章 アレグロ ハ長調 4分の4拍子

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2.第2楽章 アンダンテ へ長調4分の3拍子

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3.第3楽章 アレグロ ハ長調 4分の2拍子

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ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281(189f)

4.第1楽章 アレグロ 変ロ長調 4分の2拍子

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5.第2楽章 アンダンテ・アモローソ 変ホ長調 8分の3拍子

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6.第3楽章 ロンド アレグロ 変ロ長調 2分の2拍子

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ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 K.282(189g)

7.第1楽章 アダージョ 変ホ長調 4分の4拍子

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8.第2楽章 メヌエット 変ロ長調 4分の3拍子

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9.第3楽章 アレグロ 変ホ長調 4分の2拍子

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ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調 K.545

10.第1楽章 アレグロ ハ長調 4分の4拍子

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11.第2楽章 アンダンテ ト長調 4分の3拍子

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12.第3楽章 ロンド アレグレット ハ長調 4分の2拍子

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